問診の項目と重視される項目

カテゴリ:問診

記事の種類:検査項目

問診は妊婦さんの置かれた状況や習慣、病気の履歴など、妊娠に関連したあらゆる疾患の可能性やその予防方法を探る上で非常に重要なものです。
問診の主な項目は以下となります。

問診の主な項目

  1. 固定情報
    • 年齢
    • 身長・体重
    • 住居環境・同居家族
    • 結婚の状態
    • 本人・夫の職業
    • 経済状態
    • 習慣(酒・タバコ・常用薬物)
    • スポーツ
    • 里帰り分娩
  2. 家族歴・遺伝的素因
    • 高血圧
    • 糖尿病
    • 結核
    • がん
    • 血液疾患
    • 精神病
    • 先天異常
    • その他
  3. 既往歴・合併症 心疾患
    • 糖尿病
    • 腎炎
    • 高血圧
    • 喘息
    • 風疹
    • STDなど感染症
    • 手術
    • アレルギー(特に薬剤アレルギーの有無)
    • 血栓性素因
    • その他
  4. 婦人科疾患の既往歴・合併症 不妊
    • 卵巣機能不全
    • 子宮筋腫
    • 卵巣嚢腫
    • 胞状奇胎
    • その他
  5. 月経歴・既往妊娠・分娩歴
  6. 今回の妊娠経過における現症・主訴

重視される項目

特に重視されるのは、高血圧糖尿病の既往歴です。
妊娠前から高血圧の場合、妊娠高血圧症候群のリスクがあります。
特に喘息を合併している場合、発作が起きた際に飲む気管支拡張薬は心拍数を上昇させて気管支を拡張させる作用があり、妊娠高血圧症候群で降圧薬として使用されるヒドララジンは逆に心拍数を下げる作用があるため、喘息患者への使用は禁忌となっています。
また妊娠前から糖尿病の場合、糖尿病合併妊娠による胎児奇形のリスクがあり、早期治療が必要になります。

また、喫煙などの習慣も妊婦や胎児に及ぼす影響が大きいため重視されます。
喫煙者は喫煙しない人に比べて前期破水や早産、常位胎盤早期剥離のリスクが高くなります。

なお、問診時の非妊時の体重は、妊娠期の体重の増加量を計算するために使用されます。

公開日時: 2017年08月05日  19:24:45

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